日本品質 × ベトナムの技術力 ― TECHVIFYの挑戦

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日本品質 × ベトナムの技術力 ― TECHVIFYの挑戦
国際的な協業の拡大と日本市場での事業強化を進めるなか、TECHVIFYは人材、技術力、そして国際水準でのプロジェクト遂行力への投資を続けています。このたび、TECHVIFYダナンのシニアマネージャーであり、デリバリーチーム初の日本人メンバーである有馬 啓晃氏を迎えたことは、日本市場で培われた実務経験と、ベトナムのエンジニアチームが持つソフトウェア開発力との連携を強化するうえで、大きな一歩となります。
有馬氏は、日本とベトナムをまたぐオフショア開発、技術マネジメント、プロジェクト調整において長年の経験を持ち、チームづくり、品質の確保、そして日本のお客様との長期的な信頼関係の構築について、現場に根ざした視点をもたらしています。
オフショアチームの立ち上げから始まった、ベトナムでの歩み
有馬氏のベトナムでの歩みは、2015年に始まりました。当時在籍していた日本企業が、ベトナムのオフショアチームによるソフトウェア開発を決定し、そのチームの立ち上げとリーダーを有馬氏に任せたことがきっかけです。
メンバー一人ひとりの採用、専門スキルの育成から、ベトナムの開発チームと日本側のステークホルダーとの橋渡しまで、有馬氏は自ら携わり、日本のお客様向けの数多くのプロジェクトを受託・遂行できる組織を築き上げてきました。
2017年には生活と仕事の拠点をダナンへ移し、その後も長年にわたって日越を行き来しながらプロジェクトに伴走してきました。2025年からは、ベトナムに腰を据えて長期的に生活しています。
こうした経験を通じて有馬氏が実感したのは、オフショア開発の成功において、技術力は要素の一つにすぎないということです。プロジェクトを円滑に進めるには、言語、期待値、仕事の進め方のギャップを双方で縮めるとともに、明確で一貫した連携の仕組みを整える必要があります。

これは、有馬氏がTECHVIFYでも引き続き根付かせていきたいと考えている大切な経験でもあります。専門スキルに優れているだけでなく、海外のお客様とのコミュニケーション、課題解決、協業においても主体的に動ける技術チームを育てることです。
品質・理解・信頼:日本のお客様との協業を支える土台
有馬氏によれば、信頼できる技術パートナーには、3つの要素が欠かせません。品質と納期の約束を守ること、不明確な要件を自ら確認すること、そして各プロジェクトの背景にある事業目標を理解することです。
日本のお客様向けにオフショア開発を手がけてきた経験から、有馬氏は、仕様書に書かれたとおりに完成させることがゴールではないと考えるようになりました。価値あるパートナーであるためには、お客様がなぜそのシステムを必要としているのか、どのような業務課題を解決したいのか、そしてテクノロジーによってどうすればより良い成果を出せるのかを理解する必要があります。

「本当に信頼できる技術パートナーは、依頼された内容を正確に開発するだけでなく、事業目標を理解したうえで、お客様にとってより良い解決策を主体的に提案します。」
この考え方を実践するため、TECHVIFYは要件分析、ソリューション設計から開発、テスト、納品に至るまで、プロジェクトのライフサイクル全体を通じて遂行力の強化を目指しています。品質管理プロセス、レビュー、ドキュメント作成、お客様とのコミュニケーションは、最終工程だけで行うものではなく、日々の業務に組み込まれるべきものです。
さらに、ソフトウェア開発、テスト、ドキュメント作成へのAIの実践的な活用は、効率の向上、導入までのリードタイム短縮、成果物の品質向上につながる新たな機会をもたらしています。
一貫性、信頼性、そして長期的な協業関係を維持できることが特に重視される日本市場において、こうした能力は、TECHVIFYが提供する価値を段階的に高めていく原動力となります。受託開発の担い手から、お客様の事業課題の解決に伴走できる技術パートナーへの進化です。
技術力を高め、日本市場での協業価値を広げる
日本市場に向けた事業方針として、TECHVIFYはソフトウェア開発からコンサルティング、新たなテクノロジーソリューションの導入まで、ますます多様化する企業のニーズに応えられる、より総合的な体制の構築を目指しています。
有馬氏は自身の実務経験を生かし、TECHVIFYのチームとともに、次の4つの中核となる能力をさらに強化していきたいと考えています。
ブリッジSE・プロジェクトマネージャーチームの育成:日本のお客様と直接やり取りする力を高め、業務要件と技術的な解決策をつなぎ、プロジェクトを効果的に推進します。
上流工程への関与の強化:プログラミング工程だけにとどまらず、要件分析、課題の特定、ソリューション設計の力を高めます。
プロセスと品質の標準化:レビュー、テスト、ドキュメント作成、品質管理を、開発プロセスの一貫した一部として定着させます。
AIの実践的な活用:開発、テスト、ドキュメント管理にAIを活用し、必要な品質基準を守りながら効率を高めます。
これらの取り組みは、TECHVIFYのチームの専門性を高めるだけでなく、プロジェクトの初期段階から日本のお客様に伴走できる力を広げるものです。目標を明確に理解し、効果的にコミュニケーションを取り、解決策を主体的に提案することで、チームはあらかじめ決められた要件をこなすだけにとどまらない、より大きな価値を生み出すことができます。

有馬氏の参画は、人材育成と日本市場への理解を深めるTECHVIFYの取り組みの一環です。国際的なプロジェクト遂行の経験とベトナムチームの技術力を掛け合わせ、TECHVIFYは主体的に動けるチームづくり、サービス品質の向上、そして持続的な協業関係の構築を目指しています。
TECHVIFYにとって日本市場の開拓は、ビジネスチャンスの拡大にとどまらず、技術力、人材の質、そしてお客様に届ける価値を高め続けていく、終わりのない歩みでもあります。
